東京・大阪・名古屋の最低賃金はいくらなのでしょうか?
よく耳にするのが「給料が低すぎる」という事です。
もちろん初任給から高額な給料を支給される会社はほとんどありませんが、世の中には法で定められた最低賃金を守らないブラック企業もたくさんあります。
ここでは最低賃金について説明します。
最低賃金とは
そもそも最低賃金というのは雇い主が授業印に支払うもので、最低金額が設定されています。雇用形態に関係ないのでパートでもアルバイト、正社員でも最低これくらいの給料はもらえるという約束です。
もし最低賃金を下回った契約により雇用をしている場合は法律上無効となるのが特徴となっています。
万が一支払いをしていない場合は従業員は差額を請求する事ができるので安心です。
主要都市の最低賃金
東京のものを見てみると平成29年の10月の段階では950円台となっています。
また大阪は900円くらいで名古屋は900円台なので大阪とほぼ同じと言えるでしょう。
上記のように地域により設定が違っているのは都道府県労働局長が決定を行っているからです。
物価なども影響するのですが、基本的に都心に近い地域ほど最低賃金は高くなる傾向があります。都心ほど土地代が高くなるので、コストが販売商品に上乗せされていて高額になるといった具合です。
また雇われるサービスにより給料は変化するので上記の内容はあくまで大まかな内容となっています。
このような最低賃金が設定されている理由としては労働条件の改善や生活の安定を目的としているのが特徴です。また労働力の質的向上も行っているので国民の生活を健全なものにするためのルールと言えます。
これから東京や大阪、名古屋で働く方はまず各都道府県の最低賃金を調べておくの基本です。研修中にも大きく関係する内容となっていて、最低賃金を下回った場合も法律違反に該当します。
最低賃金の調べ方
調べる方法ですが日給制で給与をもらっている場合は労働時間と割ってみるといいです。
もし下回った場合は労基局や弁護士に相談をすると対応してくれます。
調べる方法で手っ取り早いのはインターネット上にあるサービスを使うのがおすすめです。対象となる範囲から換算や比較ができ、最低賃金も厚生労働省のホームページからチェックすることができます。