高校卒業後和菓子の製造工場で働いた女性の体験談です。
和菓子工場で働いてみたい方、参考にどうぞ。
和菓子の製造工場体験談
私は高校を卒業してすぐ、千葉県木更津にある和菓子の製造工場に正社員として入社しました。
私の高校では企業からハローワークを通して高校に求人がきている中から会社を選んでいく感じでした。
本来なら高校を卒業して新年度の4月から仕事が始まることが多いと思いますが、その会社は卒業してすぐ3月下旬頃から仕事が始まりました。
私はその年の12月に辞めてしまったので勤務期間は約8ヶ月になります。仕事内容としては、私は主に桜餅や道明寺を作る担当の部署にいたので、桜餅の皮を焼いて餡に巻いたり、塩漬けした桜の葉を巻いて完成したものをパックに詰めるという一連の作業をしていました。
午前と午後でそれぞれスーパーなどから注文受けた分の数が出されるので、トラックが出る時間までに受注分を完成させます。
そんなに大きい工場ではなかったのでライン作業ではなく、それぞれの担当が製造から仕上げまでやるという感じでした。
和菓子は季節によって忙しい時期があるので、自分が手が空いたときは他の製造を手伝っていました。
ちなみに私がいた桜餅の担当部署は3月4月が一番忙しかったです。
勤務時間
勤務時間は8時から17時のお昼休憩が45分と、午後の途中休憩が15分間ありました。
基本的に暇な時期は定時にならなくても退社していいと言われていましたがなかなかそうもいかずだいたい18時くらいの退社が多かったです。
忙しい時期は普通に残業になりますが、私が働いていた期間で一番忙しかったのは5月で、夜中の3時まで仕事して朝の7時に出勤するのが約一週間続いたときです。
給料
お給料は正社員でしたが、高卒の新入社員だったので基本給が12万くらいでした。残業代が入っても税金などで引かれて残った手取りもだいたい12万くらいでした。
和菓子工場で働いていて一番大変だったのはやはり忙しい時期の残業です。
お盆や年末年始などに和菓子がよく出るので、世間が休みの時に毎日残業をしてるのが精神的にきつかったです。
和菓子工場の良かった点・悪かった点
和菓子工場で働くことによっての特典は、できたての和菓子がたまに食べれるくらいでした
約8ヶ月和菓子工場で働いて正直あまりオススメできる仕事ではないと思いました。新入社員だったのもありますが拘束時間とお給料が見合わないからです。
工場にはフィリピン人が何人かいたり、良く言えばおもしろい人だったり変わった性格の人が多かったので、毎日飽きずに働けたのはまぁ良かった点かなと思います。